辛坊さんの講演

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昨日、社会保険労務士法制定40周年記念講演会が、愛知県社会保険労務士会の主催で行われた。ちっともテレビを見ない私は、辛坊治郎さんにはなじみがなかったのだが、講演はなかなかにおもしろかった。辛坊さんは、読売テレビの解説委員だが、本業は国会記者クラブの記者である。「情報」で30年食べているという。番組や事件で誰それがこんな風に言いましたという言い回しがそこかしこにあって、それが講演を生き生きしたものにしていたのだが、それを割愛して要点をまとめれば以下のようである。
現代は情報の時代である。情報の秘匿性が薄れ、一部の人が情報を独り占めしてうまい汁を吸う時代は終わった。しかし、誰でも正しい情報が得られるとは限らない。判断力が確かなだけでは正しい判断はできない。判断材料となる情報がどれくらい正しいかにかかっている。
なぜ情報は正しく入ってこないのか。人は真実を信じるのではなく、信じたいものを信じるからである。人は、自分の思い込みの中でしか人の話を聞かない。今のようにインターネットが発達し情報のスピードが上がった時代では世論の力は大きい。情報をコントロールし世論を味方につけたものは、報道のあり方まで変えてしまう。
聞くことは話すことよりも難しい。それに気づけば、今まで入ってこなかった情報が入ってくる。聞くことの難しさを自覚することによって、正しい情報を選別できるようになる。
常識の壁を破ることも時には必要だ。目に見えない壁も多いが、破るべき壁を見つけるには「馬上、枕上、厠上」と古来いうものである。

辛坊さんの講演” に対して1件のコメントがあります。

  1. がっちり より:

    たいへんご無沙汰しております。
    精神的にまいってしまう今日この頃です。
    とある ぱん業界に勤務しておりますが、
    仕事の内容は、気にいった仕事なのですが、
    売上が、落ち込んでくるときまって機嫌が悪くなります。 もう そんな 生活が 9年も続き
    ほとほと 疲れました。でも このまま ひい下がるのは、癪なんで 一発 懲らしめたいのです。
    そんなこと 考えてはいけないと解ってながら
    仕事上 なんとなく 環境が 悪い 空気が 悪い かんじなのです。
     なんとか 改善する方法は、あるのでしょうか?ばっさり 職場を 去ったら どんなに楽か
    わかりませんが、もう少し 様子を みて
    みよう。qうぇ

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