通販と代理店の違い

 このあいだ内、お客様から「通販で入った医療保険を見直したい。こっちの商品の方が良さそうなので」というご質問があった。
 いろいろ調べているうちに、浮かび上がってきた保険会社の考え方。
 お客様の入っている医療保険は、ダイレクトチャネル(通販)でも売っているが代理店チャネルでも売っている。お客様のご希望は「ガンの特約がほしい」というもので、今入っている医療保険に生活習慣病の特約をつければ対応できるし、新たに入り直すよりは特約の中途付加の方が有利に思われた。払込みも60歳で終了というものだったので、なおさらだった。そこで保険会社に問い合わせたのだが、「代理店チャネルで販売したものには特約の中途付加ができるが、ダイレクト販売のものにはできない」ということであった。これは今回の一例だが、大方の考え方は同じであろう。
そこでお客様に行ったワンポイントアドバイス。「通販で入る保険は見直し(修正)が難しい。保障内容がシンプルで、価格重視(掛け捨ての安いもの)ならこれがよい。しかし途中で保障の増減を加えたり、解約返戻金のある保険で実質負担まで考えるのであれば、代理店チャネルから買った方が有利」。後段は金銭的に若干余裕のある人向きの考え方だが、詳しくはあなたのFPへ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA