宙に浮きっぱなしの年金

3ヶ月くらい前に私にも「ねんきん特別便」が来て、20歳と21歳の任意加入時代に父が保険料を納めていてくれたのでは?と期待したことは前にも書いたのですが、最近事の真相が判明しました。
最近は年金騒動も一段落したらしく、先日社会保険事務所に別件で行ったとき、年金窓口の待ち人が誰もいなかったので、私のとくべつ便を調べてもらってきました。
まずは指紋認証により記録画面を開きます。旧姓で20/21歳の記録を検索してもらいましたが、なにも出てきません。ただ、その代わりに、誕生日が1日違いの同姓同名さんの記録が出てきました。
同姓同名さんは、中卒で2年間金沢で就職、その後東京に出て20歳まで会社勤めし、20歳到達により会社を退職していました。厚生年金記録の少ない私にとってはその6年間の記録は、とても魅力的でしたが、黙ってもらってしまうわけにもいきません(そうしようと思えばできそうでしたが・・・)。
同姓同名さんの記録を探ってみても、このほかにはありません。多分、就職のために年を鯖読んだのだろうと、社会保険事務所の方はおっしゃっていました。ここまでの時間は10分ほど。社会保険事務所の方は激務の中でずいぶんと検索能力を磨かれたのだと思います。
それにしても、この同姓同名さんのことがとても気になります。なぜ年を鯖読まねばならなかったのか、なぜ東京へ出たのか、なぜその後の記録はないのか、今生きているのか死んでいるのか・・・
社会保険事務所の方曰く、この記録は多分永久に統合されることはないでしょうと。つまりは宙に浮いたままになる可能性が極めて大ということなのです。こういうことを見もしないで、最後まで探すという偉い人は、いったいどういうつもりなんでしょう。
ただ、強烈に勧められてとくべつ便に対する回答「記録に漏れはありません」はその場で書いてきました。確認の回答回収は早く決着つけたいようです。

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