セクハラ研修盛り上がりました

先日、ある顧問先様でセクハラの社内研修を行いました。
お客様の会社ではこの種の研修は初めてだったので、セクハラの定義から始めて、社員や会社に与える影響をお話ししました。
盛り上がったのはグループ討議の時間。
「社内不倫はセクハラに当たるか」「別れてから冷たくしたらどうか」「デュエットするときAさんとは楽しいがBさんとは不快というようなとき、一方のみをセクハラとしていいか」など、大いに討論していただきました。最初は意見を言わなかった女性社員も、途中からはどんどん発言していました。 
セクハラを考える際に気をつけねばならないことに、「意識していなくても加害者になる場合がある」ということです。部下が「上司だから断りにくい」と思っているだけなのに、上司がそれを察知せずに進むと「上司の立場を利用して」という悪い解釈になることもままあります。
研修ではそういう事例をビデオ視聴でお見せしました。
セクハラに限りませんが、訴訟になれば大きな損失となりますし、企業イメージの低下を招きます。社員のモラールも低下します。
トラブル防止のためには、まずトップが範たることが何よりも早くできることだと思います。

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