尼崎の電車事故

尼崎の事故から1週間、原因究明はこれからだが、見逃してはならないものにJR西の組織文化があると思う。今日の新聞にはATS(自動列車停止装置)の発信器を取り付けていなかったことが報道された。また、列車を遅らせた際に課される、人権に関わるような制裁措置、そこでのいじめ、なども指摘されている。、広島の堀間社労士は、運転士について「23歳の若さでは人生の経験不足、運転暦11ヶ月では、仕事の経験不足、JRという企業しか知らないという社会経験の不足等々」と書かれているが、どこの会社もこんなものだと思っていたとしたら、彼があまりにかわいそうだ。民営化され競争が激しくなってから組織が向かう方向がおかしくなっていったのだろうか。私にはJRおまえもか、の思いである。ただ、JRをそうさせた原因の一つに我々の過剰要求があったろう。

尼崎の電車事故” に対して2件のコメントがあります。

  1. ヒロ より:

     若いから事故を起こしたってゆうのは、まず間違ってると思います。どんなベテランでも11ヶ月目はあるんですから。千里の道も一歩からです。
     まだ意識不明の人が何人もいるそうです。目を覚まして社会復帰できる人もいればそのまま一生ベッドの上で過ごす人も出てくるでしょ。
     これはJR西日本に限ったことではなく、どこの企業でもそんな気がします。利益第一、時は金なりの日本が間接的に起こした気がします。

  2. BUN より:

    こんにちは、ヒロさん。
    若い人から見たら、若いからって言われたんじゃ怒っちゃうよね。
    ただ、どこの企業でも同じって訳ではない。
    日本でも「コンプライアンス」「インテグリティ」は育ちつつあると思っています。そういう会社を応援して、そういう会社をメジャーにしなければならないと思いませんか?
    「ミスをさせない」ことへの対策は、「罰則」「制裁」(いちおう「教育」という名のものもあったみたいだけど実態が疑われています)だけではないはずなんですけどね。

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